□社長のこと 39 M.S.
○月×日
インテリアのこと
これまでの【建築と人生】シリーズは好評だった。
ちょっと簡単に羅列しすぎかもしれない。
実際一言一言の発せられるまでには、事務所内での騒ぎや所員への叱責を伴っているモノなのだが、その部分を書いていないから非常にさっぱりとしているし、社長がいつも警句ばかり言っている感じがあるが、そんなことはない。
もうブロスに勤めて数年になる私でも、ここまで書いてきた位しか警句を記録できていないくらいだから、その頻度は推して知るべし、だ。
本当は、そういった一悶着まで書くといいのだろうが、どうしても業務内容へ言及してしまうので、とても社長チェックをくぐり抜けられそうにないのだ。
だいたい、この1月から3月は大変な忙しさなので、なかなかホームページの更新もできていないくらいだから。
社長と話してまず感じるのは、楽しそうな感じ。
人生に対する考え方がそうさせるのか、仕事に向かう姿勢のせいか、社長はいつも「面白がっている」感がある。
この感じは説明しにくいが、一度でも社長と話をした方にはお判りいただけると思う。
社長が特に楽しそうに見えるのは、スタッフと一緒に建築の中身を考えているときだ。
そう、社長は女性の感覚に興味があるようで、インテリアの打合せなんかはどんどんこちらに意見を求めてきて、本当に楽しそうに仕事をしている。
ここまで書いてきて思いついたが、インテリアの話をしてみよう。
社長のインテリアの感覚は不思議で、もちろんこれは才能なのだろうが、その辺を紹介することで、建築的な感覚の一端を皆さんに示せるかもしれない。
まだ私には建築的な説明が満足にできないが、インテリアだったら少しは言葉にできるだろう。
それに、インテリアのまとめ方の参考になるかもしれないし。
というわけで、待て次号。(笑)
まえへ≪ ≫つぎへ