ブロスのスタッフによるページです
●人生のための文章 1     S.S.
当社に伝わる、ためになる言葉 その1

徳武先生にもらった当時、先生のお子さんがちょうど幼稚園児で。
ご長女はすでにご結婚、月日が経つのは速いものです。

以下の文章は下記の著作物のエッセンスです。
大幅に改変されていますので引用転用はご容赦ください。

タイトル:人生に必要な知恵はすべて幼稚園の砂場で学んだ
著者:ロバート・フルガム(著)、池央耿(訳)
出版社:河出書房新社


ブロス版「人生に必要な知恵はすべて幼稚園で学んだ」


人間、どう生きるか、どのように振舞い、どんな気持ちで日々を送ればよいか、本当に知っていなくてはならないことを、わたしはすべて幼稚園で教わった。
人生の知恵は大学という山のてっぺんにあるのではなく、園庭の砂場に埋まっていたのである。
わたしはそこで、何を学んだろうか。

何でもみんなで分け合うこと
ずるをしないこと
人をぶたないこと
使ったものは元のところに戻すこと
ちらかしたら自分で後片付けをすること
人の物に手を出さないこと
誰かを傷つけたら、ごめんなさい、ということ
食事の前には手を洗うこと

釣り合いの取れた生活をすること―毎日、少し勉強し、
少し考え、少し絵を描き、歌い、踊り、遊び、
そして働くこと
おもてに出るときには車に気をつけ、手をつないで、
はなればなれにならないようにすること

不思議だな、と思う気持ちを大切にすること
コップに蒔いた、小さな種のことを忘れないように
種から芽が出て、根が伸びて、草花が育つ
どうしてそんなことが起こるのか、
本当のところは誰も知らない
でも、人間だって同じだ

金魚も、ハムスターも、コップの種さえも、
いつかは死ぬ
死は別れをもたらす悲しい出来事だけれど、
人間も死から逃れることは出来ない

子供のころ、本で覚え、よく言われた言葉を思い出そう
人生で大切な意味を持つ言葉
わたしたち物を作り出す人間にとっては
何よりも大切な意味を持つ言葉
「見てごらん」。

1992Bros.,Inc. No.R-250201







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