□社長のこと　１５　　　　Ｍ．Ｓ．

○月×日

不動産投資のキモ　その１



このコーナーを、ここまで読んできた方にはお判りだと思うが、何を聞いても社長の考え方は明確だ。昨日のお茶の時間、こんな話を聞いた。
（ブロスにはお茶の時間がある。なかなか英国的？だ。）

「低金利の現在、だいたい月３千円の返済で１００万円のお金を借りることができる。このお金で賃貸住宅不動産に投資する。利回り１２％だとすれば、１ヶ月に１万円の利益があることになるよね。

月に３千円を使うのは簡単なことだが、それを消費せず、投資に回すだけで、融資によるシナジーを付けて３倍以上の手取りを確保できる。そのうえ、賃貸物件自体は維持管理費用を除いてほとんど目減りはしない。

（ここでは話を明確にするために、減価償却などは考慮に入れておらず、目に見えるキャッシュフローのみを抽出しています。社長注）

これが不動産投資のうまみ。実際には、１００万円だけでは投資にはなり得ないし、税金などの諸経費がかかるから利益全部を自由に使うことはできないが、これが最も明快な不動産投資の「キモ」だな。」

判っても、利用できない知識もある。





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