□社長のこと 25 M.S
この一月
○月×日
社長が恐ろしいほど働くことを、このコーナーで繰り返し伝えてきたが、社長の生活のすごさをどうしたら表現できるのか、いまだに良くわからない。
年末年始と夏季休暇だけは、それぞれ2週間以上取るのを習慣としているので、今年の暦では社長の仕事始めは17日の予定だったのだが、年末の仕事納めの27日、突然年初の計画を立てていた社長が無理だと宣言して、結局今年は9日から始まってシマッタ。31日まで一人でオフィスにこもって懸案事項を片付けていたようなので、実質8日間の短い休暇となったわけだ。
スタッフは皆11日から開始したのだが、ハウスメーカー関連はどうしても土日が中心になるので、もう皆の机には社長のプランメモが貼り付けてある仕事始めとなった。
年末は忙しさにかまけて、このコーナーの原稿を休んでいた。作れたところで社長の更新作業が先送りの様相なので、いつこの文章がUPされるのかは未定だけれど。
社長はインフルエンザにかかっているようだが、例によって、猛然と仕事をしている。たぶんこのまま、夏季休暇まで一日も休まないということになるのだろう・・・。
ちなみに当社は、人によって休日の曜日が異なるが、完全週休二日制。
○月×日
あっという間に月末。
この1月は殺人的だった。(まだ終わっていないが)
社長の冠キャンペーンを某ハウスメーカーさんで始めたため、その仕事が通常業務の中に割り込んでくる。いちおう一日3件、2日間という契約なのだそうだが、当然それだけではすまない。
ただでさえこの1月はマンション企画案が2件と報告書の提出が2件あって、社長が休日を1週間も返上したのだけれど、それでもスタッフは風邪で休む暇さえない。
当たり前のことなのだが、社長はどんな小さな住宅でも、全身全霊で考える。いつもフルスロットルの全力だ。そばで見ていて、それが何よりすごい。
「貴方にとっては日々の仕事だろうけど、顧客にとっては一生に一度レベルの出来事なのだから、全力を尽くして当然。そこから先、自分と顧客の意見が絡み合ってそれ以上になるレベルが、この仕事の醍醐味」
と、平然とのたまう社長。
とにかく不思議なのは、社長が仕事を断らないこと。
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