□社長のこと 44 M.S.
○月×日
社長の仕事量 リターンズ3
スタッフ動転、全米震撼の仕事量、発表!
前回から紹介している社長の仕事量、
2回目の今回は21年間のマンション分とその他のプラン分を掲載!
集計方法は前回の戸建住宅と同様、社長のシステム手帳から物件名と内容を抽出し、提出物とマンションのチラシのストックから該当物件を特定して、提出プラン数と建築戸数を集計する。
「プラン集展示場」の項目は、その他のもの、企業や住宅商品などのためのプラン集向けにつくったものと、展示場や住宅商品開発用のプランを集計している。
月別に集計したものを年毎に合計したものが下の表。
項目 | マンションプラン | マンション戸数 | プラン集展示場 | ||
年 | 延べ提出数C | 実数 | 実数D | ||
1 | 1987 | 昭和62年 | 15 | 30 | 3 |
2 | 1988 | 昭和63年 | 68 | 189 | 6 |
3 | 1989 | 平成1年 | 108 | 311 | 2 |
4 | 1990 | 平成2年 | 153 | 336 | 1 |
5 | 1991 | 平成3年 | 165 | 649 | 19 |
6 | 1992 | 平成4年 | 41 | 227 | 31 |
7 | 1993 | 平成5年 | 57 | 336 | 7 |
8 | 1994 | 平成6年 | 69 | 289 | 7 |
9 | 1995 | 平成7年 | 75 | 350 | 27 |
10 | 1996 | 平成8年 | 67 | 793 | 62 |
11 | 1997 | 平成9年 | 60 | 249 | 11 |
12 | 1998 | 平成10年 | 198 | 801 | 8 |
13 | 1999 | 平成11年 | 28 | 255 | 4 |
14 | 2000 | 平成12年 | 92 | 577 | 12 |
15 | 2001 | 平成13年 | 188 | 140 | 5 |
16 | 2002 | 平成14年 | 78 | 618 | 771 |
17 | 2003 | 平成15年 | 90 | 422 | 43 |
18 | 2004 | 平成16年 | 74 | 146 | 313 |
19 | 2005 | 平成17年 | 71 | 261 | 28 |
20 | 2006 | 平成18年 | 66 | 205 | 13 |
21 | 2006 | 平成19年 | 88 | 149 | 6 |
計 | 1,851 | 7,333 | 1,379 |
前回同様、簡単に表の内容を説明すると、1列目は、マンションなどのプランについて延べ提出数で集計。建てた実数ではないので、ひとつの物件に3つプランを作って2回提出すれば6と計算する。
マンションについては、記録から実際に建てた戸数が調べられるため、提出数と共に戸数実数を集計したものが2列目。
マンション戸数のプラン作成数と実数が大きく異なるのは、ひとつのマンションの住戸のために複数の案を考えたり(実数より企画案の数が多くなる)、ひとつのプランをマンション内の複数の住戸に適用したり(実数より企画案のほうが少なくなる、高層住宅であるほど差が顕著になる)など、両者が異なる場合が多いことによる。
3列目は前段にあるように、企業や住宅商品などのためのプラン集向けにつくった計画と、展示場や住宅商品開発用のプランを集計している。
展示場の建築戸数は記録から明らかだが、プラン集向けのものは、どれくらい利用されてどれくらいの建物が実際に建てられたのか、社長だけでなくたぶん誰にもわからない。
たとえば平成14年にとんでもない量のプランを作っているが、これは某大手ハウスメーカーさんのホームページ上で希望プランを検索するシステム向けのものだ。
この話も面白いので、そのうち。
まとめについてはまた次回。
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