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社長の仕事量 リターンズ3



スタッフ動転、全米震撼の仕事量、発表!

前回から紹介している社長の仕事量、
2回目の今回は21年間のマンション分とその他のプラン分を掲載!

集計方法は前回の戸建住宅と同様、社長のシステム手帳から物件名と内容を抽出し、提出物とマンションのチラシのストックから該当物件を特定して、提出プラン数と建築戸数を集計する。
「プラン集展示場」の項目は、その他のもの、企業や住宅商品などのためのプラン集向けにつくったものと、展示場や住宅商品開発用のプランを集計している。
月別に集計したものを年毎に合計したものが下の表。


総プランニング数 マンションその他編
項目 マンションプラン マンション戸数 プラン集展示場
延べ提出数C 実数 実数D
1 1987 昭和62年 15 30 3
2 1988 昭和63年 68 189 6
3 1989 平成1年 108 311 2
4 1990 平成2年 153 336 1
5 1991 平成3年 165 649 19
6 1992 平成4年 41 227 31
7 1993 平成5年 57 336 7
8 1994 平成6年 69 289 7
9 1995 平成7年 75 350 27
10 1996 平成8年 67 793 62
11 1997 平成9年 60 249 11
12 1998 平成10年 198 801 8
13 1999 平成11年 28 255 4
14 2000 平成12年 92 577 12
15 2001 平成13年 188 140 5
16 2002 平成14年 78 618 771
17 2003 平成15年 90 422 43
18 2004 平成16年 74 146 313
19 2005 平成17年 71 261 28
20 2006 平成18年 66 205 13
21 2006 平成19年 88 149 6
1,851 7,333 1,379

前回同様、簡単に表の内容を説明すると、1列目は、マンションなどのプランについて延べ提出数で集計。建てた実数ではないので、ひとつの物件に3つプランを作って2回提出すれば6と計算する。
マンションについては、記録から実際に建てた戸数が調べられるため、提出数と共に戸数実数を集計したものが2列目。

マンション戸数のプラン作成数と実数が大きく異なるのは、ひとつのマンションの住戸のために複数の案を考えたり(実数より企画案の数が多くなる)、ひとつのプランをマンション内の複数の住戸に適用したり(実数より企画案のほうが少なくなる、高層住宅であるほど差が顕著になる)など、両者が異なる場合が多いことによる。

3列目は前段にあるように、企業や住宅商品などのためのプラン集向けにつくった計画と、展示場や住宅商品開発用のプランを集計している。
展示場の建築戸数は記録から明らかだが、プラン集向けのものは、どれくらい利用されてどれくらいの建物が実際に建てられたのか、社長だけでなくたぶん誰にもわからない。
たとえば平成14年にとんでもない量のプランを作っているが、これは某大手ハウスメーカーさんのホームページ上で希望プランを検索するシステム向けのものだ。
この話も面白いので、そのうち。

まとめについてはまた次回。





       
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