以下は、平成24年1月に、25周年を迎えた際の社長挨拶です。
ここに再掲いたします。

□2012年 創立25周年を迎えて

 株式会社ブロスはこの1月に創立25周年を迎えることができました。これもひとえに株式会社ブロスをご愛顧いただいた皆様のおかげと、深く感謝を申し上げます。

 創業時は、果たして私の目指したこの「総合デザイン会社」という業種が企業として存続できるのか、正直疑問に思っておりました。しかし、そんな疑問を自分の中で発酵するいとまもなく、つらく厳しい思いも少なく、ひとつひとつのプロジェクトを積み重ねさせていただいてきたという思いが、強く心に残っております。

 ちょうど25年前の1987年は、中国・北京の天安門事件で幕を開け、 NTTが上場し財テクブームに沸き、 安田火災がゴッホの「ひまわり」を53億円で落札し、日経平均株価2万5千円台に突入するという、日本中がバブルに踊っている年でした。

 また、アップルコンピュータが「Macintosh II」と「Macintosh SE」を発売し、その存在が、わたくしたちの起業のきっかけになりました。去年10月スティーブ・ジョブズが亡くなったことで、その四半世紀の時間の重みを再認識したところでもあります。

 スティーブ・ジョブズの名言を引用するブームはもう少し続くと思いますが、わたしもそれに倣いたいと思います。
「知ってると思いますが、私たちは自分たちの食べる食べ物のほとんどを作ってはいません。私たちは他人の作った服を着て、他人のつくった言葉をしゃべり、他人が創造した数学を使っています。何が言いたいかというと、私たちは常に何かを受け取っているということです。そしてその人間の経験と知識の泉に 何かをお返しができるようなものを作るのは、すばらしい気分です」

 あの才能とともに、成功してもなお、こういう言葉を語ることの出来る謙虚な気持ちに感動します。わたしたちの事業も、常にこういった視点を忘れず、これからも年月を重ねて参りたい、と心から思います。

 「湘南住まいづくり研究所」のツイッターも、おかげさまで5万フォロワーを頂戴いたしました。新しいお客様にお目にかかった際に、私もフォロワーです、読んでいますとお伝え頂くことも多くなっております。「苦しい時代だからこそ己を捨てて、今まで自分の中に蓄積してきた知識と知恵を皆さんに発信する」プロジェクトは、定着することが出来たと考えております。

 建築の世界をはじめとして、「デザイン=モノを作り出す仕事」には、終わりがありません。またいくら年を経ても経験しきれない多くのことが眼の前には広がっています。これらを学び、これまでの教訓を生かし業務を遂行していくうえでは、皆様方よりこれまで以上にご支援・アドバイスを頂戴しなければならないと思っております。私も全智全霊をかけ、この日本が今後大きな飛躍を遂げられるよう邁進してゆく所存でございます。

 時節柄、25周年記念パーティ等の行事開催は誠に勝手ながら自粛し、世界の子供達のため国際連合児童基金東京事務所(UNICEF Tokyo Office)に相当額を寄付させて頂きます。

 2012年、株式会社ブロスと湘南住まいづくり研究所の取り組みに、どうぞご期待ください。


平成24年1月
株式会社ブロス 代表取締役  徳武 智和




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○参考 21周年挨拶

○参考 22周年挨拶


○参考 23周年挨拶

○参考 24周年挨拶

○参考 26周年挨拶

○参考 本年挨拶



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