一般の方が家づくりを思い立ったときに、最初に考えるのが誰に頼むかでしょう。

大部分の方は住宅展示場に行って、ハウスメーカーの営業マンにつかまり、その他の選択肢を考える暇も与えてもらえない、と言うところが実情かも知れませんが。

ここでは、話を解りやすくするために、選択肢を三つに分けました。住宅メーカー、地元工務店、建築家の三つです。家づくりの最初から、どれかに決めていらっしゃるのであれば問題はありませんが、いろいろな情報から、どれも一長一短があることを知ると、ますます悩みは深くなります。

横断的な今までの私の経験から、それぞれの長所短所を述べてみたいと思います。もちろん、それぞれの特長はいちがいに長所短所に分類できることではなく、ある長所はある人にとっては短所であり、ある短所は別の見方ではメリットになるといったものです。

私の意図は、あるものを薦めることではないので、誤解の無いよう、それぞれの長所短所は同数ずつ箇条書に列挙してあります。どれが優れているかは、一概に言えるものではなく、あくまで建て主さんの志向・趣味によります。

ここに書いた内容は一般論であり、必ず当てはまることではありません。最終的にどれを選択するかは、出会えた人間や会社によると思います。

まず、3つの性格を把握するところから始めてみます。





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住いづくりのノウハウ
□誰に頼むか
  ・住宅メーカー
  ・工務店・地元大工
  ・建築家・建築士
□ 誰に頼むか