○長所
○常識的な建物が期待できる
常識にこだわり、教科書的に正しいことが好きな方はこれが一番。個性的な建物や、美しい建物を期待するなら、別の選択肢を考えるべきです。
○出来上りをほぼ予測できる
なんと言っても展示場がある。大きなコスト的な負担があるわけですが、建物の出来上りをイメージすることが安心感につながるなら、それに勝るもの無し。
○問題が起ったとき、資本力の心配が少ない
家づくりで考えなければならない一つは、そのリスク管理でしょう。大きな会社であれば、万一施工不良などが起ったとき、かなり大規模なやり直しでも、少なくとも資本力の心配はしなくて良いかも知れません。施工不良が少ないということではありませんので、念の為。
●短所
●担当者の質に左右される
比較的品質が一定しているメーカー住宅ですが、担当スタッフの質に左右される部分が多いのも、住宅のおもしろいところ。特に設計やインテリアコーディネーターの腕は、能力的にかなりのバラツキがあります。
●間接的なコストが多い
非生産部門の人数の多さ、立派な展示場の建設維持費など、高い経費はすべて価格に反映されています。その現場の直接経費は、驚くほど低いものです。
●責任体制が不明確
たくさんのスタッフで創り上げると言えば聞えはいいのですが、何かあったときに、誰も責任を持たないのが恐ろしいところ。責任感のある方もなかにはいますが。
まえへ≪ ≫つぎへ
≪住いづくりのノウハウ はじめに INDEXページに戻る