□こんな設計マンに頼みたい
とても大切なパートナー「設計」
いくつかの住宅メーカーとお付合いして痛感するのは、設計マンの質は営業以上にバラツキがあることです。
情熱を持って住いづくりに取組んでいる方もいれば、サラリーマンとしてやっている建築士もいます。技術的な部分で建物にたずさわるわけですから、顧客から見たときには大きな違いと言えましょう。営業マンを選ぶのと同様に、設計マンも積極的に選ぶ気持が必要です。合わないと思ったら、設計担当を変えてくれるよう頼んでもかまわないと思います。もちろん何度もすることではありませんし、契約前の初期の段階で行うべき事柄ですけれども。
打合せ初期の段階で、どのように設計担当を見分けるのか、良い方法があります。
家は家族の器です。家族についての考察なしに、住まいづくりを論じることは不可能です。そこで、設計者の家族について聞いてみるのです。自分の家族やライフスタイルを的確に話せる設計士は信頼できます。それは自分の家族を大事にしていること、家についてまじめに考えている証拠なのですから。
ただし、自分の意見が言えることと、人の家を建てる上での気配りがどこまでできるか、ユーザーの立場になりきって設計ができるかというのはまた別の能力でもありますから、注意が必要です。