□工法の違いを再確認
特性を考えて構造・工法選択を

アメリカでは、一般の戸建住宅の9割以上がツーバイフォーで建てられているそうです。それに較べて、日本ではどうでしょう。こんなに多種多様な構造や工法で住宅が建てられている国は、世界でも他にないのではないでしょうか。選択肢の多いことは、ユーザー側からみれば幸せな状態であるといえます。それだけに、選択は一大事だと考えてしまいがちです。

しかし、一言で言えば、
各工法は大同小異です。そう考えれば、工法や構造それ自体よりも、それによって起るシステムの違いやプランの制約、増築の自由度などの方がよほど大事だと理解いただけるでしょう。選択肢のなかにある構造や工法によって、いろいろな比較方法があるので、とても全てをここに述べることは出来ませんが、要約したものを表にまとめてみました。ただし、大まかな傾向を記述した表ですので、たくさんの工法のなかには例外があるかも知れません。表をもとに、工法について顧客の立場から質問が出来れば良いと考えて作成してあります。

ここで大事なことは、表の内容を絶対的なものとして決めつけてしまうことではなく、表の内容を質問としてぶつけたときに、相手が誠意を持って説明を行うかどうかです。砕いて言えば、自分のハウスメーカーの構造・工法の
長所短所を説明できること、特に短所についても正直に言及し、デメリットへの具体的な対策を説明できるか、に注目すべきです。構造工法は好みの問題であると極論することもできるのですから。




住宅構造比較表
                ◎たいへん有利 ○有利 △やや難 ×困難

              構造

項目

在来木造 ツーバイ
フォー
鉄骨造
(軸組)
鉄骨造
(ラーメン)
RC造 RC造
(壁)
RC造
(ラーメン
間取りの自由度

増築の自由度

×

改築(間取変更)の自由度

システム以外への対応力

×

×

×

耐久性

耐震

地球に優しい

イニシャルコスト

ランニングコスト

大開口

大空間





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住いづくりのノウハウ
□検討するための基礎知識
  ・工法の違いを再確認
  ・値引きには3通りある
  ・チェックシステムよりも大事なもの
  ・顧客評価はこれで調べる
  ・企業組織と家づくり
  ・見積書の見方
  ・ユーザーを探そう
□ 検討するための基礎知識